うつの痛み | うつ病は、精神的な症状だけではありません。

精神科医とうつの痛みに悩む女性

考え方が180°変わる

頭を抱える女性

うつ病になってしまうと、こわいのがなんといっても「こころの症状」です。
身体の痛みも決して軽視できるものではありませんが、やはり精神的に病んでしまうのがなによりもこわいところです。
例えば、それは仕事や家事にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

こころの症状の中には、思考力を低下させるといった症状も存在します。
仕事中には、当然さまざまなことを考えなくてはなりません。
しかし、うつ病になってしまうと、その思考力はおろか、判断力や集中力まで落ちてしまいます。
「思考力」「判断力」「集中力」これらの言葉を聞くだけでも、仕事に大きな影響があることがわかるでしょう。
それと同時に、家事もまともに行うことができないことがわかるはずです。
料理をするのも、掃除をするのも、洗濯をするのも、すべてが思うように進みません。
本来なら、なんてことのない簡単な家事なのに、うつ病はその簡単なことすらできなくさせてしまうのです。

そして、うつ病を患ってしまうと、「自分が自分じゃない感覚」に襲われます。
その1つとして、考え方が180°変わってしまうことがあるのです。
例えば、それまでは、明るくて何事に対してもポジティブ思考だった人が、ネガティブで常に不安感を覚えるようになってしまうことも決して珍しいことではないのです。
何をしていても、何処にいても安心することができず、心を休めることができません。
さらに、その不安からか、イライラしやすくなり攻撃的になってしまうこともあるのです。
例えば、その人が普段とても心優しく温厚な人であったとしても、です。

いつも不安そうにしていると思えば、急にイライラして怒り出したり、そうかと思えば自分はダメな人間だと悲観的になり嘆いたりすることもあるのです。