うつの痛み | うつ病は、精神的な症状だけではありません。

精神科医とうつの痛みに悩む女性

自分の身体じゃないみたい

うつむく男性

うつ病を患うと、まるで自分の身体じゃないような、そんな感覚に陥ります。
それまで、至って心身ともに健康だったにも関わらず、急に夜眠れなくなったり、食欲が湧かなかったりすることもあるのです。
さらには、頭痛や腰痛など痛みを感じることもあれば、常に疲れているように感じることもあります。

うつ病は、倦怠感や疲労を強く感じるのも、大きな特徴の1つです。
本当に自分の身体なのか疑ってしまうほどに、とてもだるさを感じます。
おまけに、疲れやすい身体になってしまうこともあるのです。
どれだけ身体を休めても、次の日、1日仕事をすれば週末のような疲労感を覚えます。
そして、しまいには、休んでも疲労感を拭えなくなってしまうのです。
うつ病は、睡眠障害も引き起こしてしまいます。
それはつまり、疲れているのに眠れないことを意味します。
「寝よう、寝よう」とベッドに入り、目を閉じても、時間だけが流れます。
頭の中には、秒針が進む音だけが響き渡り、寝付けなくなってしまうのです。
そこから、「なぜ眠れないんだろう」「明日も早いから早く寝ないと」と考えてしまい、余計に眠れなくなります。
最終的には、「眠らないといけないのに眠れない」ということが、ストレスに繋がってしまうのです。
こういったように、うつ病は、負の連鎖を引き起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

これまで、身体的な症状として、「からだの痛み」「睡眠障害」「食欲低下」「倦怠感・疲労感」などを挙げてきましたが、これだけではありません。
めまいや動悸、下痢、便秘、ほてりといった症状も引き起こしてしまうこともあるのです。

うつ病は、精神的にだけではなく身体的にも辛い病ということがわかったのではないでしょうか。
そういった苦しみから、大切な人も守るためには、あなた自身の支えが大きな救いとなるのです。