うつの痛み | うつ病は、精神的な症状だけではありません。

精神科医とうつの痛みに悩む女性

からだに現れる症状

寝転ぶ女性

これまで、何度かお話してきましたが、うつ病には「こころの症状」と「からだの症状」が存在します。
多くの人は、おそらくこころの症状の認識しかなかったのではないでしょうか。
精神病と呼ばれているくらいですから、きっとそういった人は少なくないはずです。
しかし、実際のところ、からだの痛みを訴える患者はとても多いようです。

例えば、どういった痛みがあるのかというと、頭痛が一番多いようです。
うつ病によるからだの痛みは、患者によって痛む箇所が異なります。
その中でも、一番多いのが頭痛。そして次に、肩、胃と続きます。
こういった痛みを感じている人の中には、自分自身がうつ病と気づかないケースもあります。
それは、うつ病が痛みを伴うことがある病ということを知らないからです。
単純に頭が痛いだけ、肩が凝っているだけ、胃が疲れているだけと思い込んでしまうのです。
もちろん、そのままのケースもありますが、うつ病の可能性も否定できません。
特に、最近ストレスが溜まっているといった人は、要注意が必要と言えるでしょう。

このほかには、どういったところが痛むのかというと、首や手足、腰なども比較的多いようです。
さらに、背中、からだ全体、関節、歯、顔、内蔵など、人によって症状はさまざまです。
精神的な症状に併せて、こういった身体的な症状も現れているという人は、専門医に相談することが大切です。

基本的に、多くの人は「自分に限って……」と思い込んでしまうことがほとんどです。
ですが、うつ病は、誰にでも起こる可能性のある病です。
決して、楽観視せずに、少しでも可能性を感じたのであれば、専門医に相談するようにしましょう。